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第23回俳句四季大賞・第12回俳句四季新人賞・
第11回俳句四季特別賞決定

4月15日(月)、第23回俳句四季大賞・第12回俳句四季新人賞の選考委員会を開催し、別紙の通り受賞作が決定いたしましたのでお知らせいたします。
選考委員評など詳細は6月20日発売の「俳句四季」7月号に掲載の予定です。
贈呈式は、7/7(日)15時から東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催予定の「七夕まつり」席上で行われます。
  

第23回俳句四季大賞

  

(2023年1月1日~12月31日刊行の句集より選考)
受 賞 / 小澤實句集『澤(さわ)』
   (2023年11月1日 角川文化振興財団刊)
表 彰 / 賞状・記念品・副賞20万円
選考委員 / 井上弘美・岸本尚毅・対馬康子・渡辺誠一郎(敬称略・50音順)
 
<受賞者略歴>
小澤實(おざわ・みのる)
1956年 長野市生れ。
1977年「鷹」入会。2000年「澤」創刊主宰。
句集に『砧』、『立像』(俳人協会新人賞)、『瞬間』(読売文学賞詩歌俳句賞)、『瓦礫抄 俳句日記2012』。
著書に『万太郎の一句』、『俳句のはじまる場所』(俳人協会評論賞)、『名句の所以』、『芭蕉の風景 上・下』(読売文学賞随筆・紀行賞)など。
共著に『池澤夏樹編日本文学全集 近現代詩歌』、人類学者中沢新一との対談集『俳句の海に潜る』俳人協会常務理事 讀賣新聞・東京新聞俳壇選者
(『澤』記載の略歴から抜粋して作成)

  

第12回俳句四季新人賞

(30句・応募時点で45歳以下もしくは作句歴10年以内)
 
受 賞 / 関灯之介「暗き河(くらきかわ)」
表 彰 / 賞状・記念品・副賞10万円
選考委員 / 同上
 
<受賞者略歴>
関灯之介(せき・とものすけ)
2005年生れ。東京都在住。現在19歳。「楽園」所属。

  

第7回俳句四季新人奨励賞(同) ※今回は二名受賞

(30句・応募時点で45歳以下もしくは作句歴10年以内)
 
受 賞 / 加藤幸龍「父の筆(ちちのふで)」
中西亮太「あゐいろどき(あいいろどき)」
表 彰 / 賞状・記念品
選考委員 / 同上
 
<受賞者略歴>
加藤幸龍(かとう・こうりゅう)
1982年鳥取県生れ。鳥取県在住。現在42歳。無所属。
 
中西亮太(なかにし・りょうた)
1992年石川県生れ。東京都在住。現在31歳。「円座」「秋草」「麒麟」所属。

  

第11回俳句四季特別賞

(2023年1月1日~12月31日小社より刊行の書籍より選考)
 
受 賞 / 二川茂德句集『牛歩(ぎゅうほ)』
   (2023年5月1日 東京四季出版刊)
表 彰 / 賞状・記念品・副賞15万円
選考委員 / 「俳句四季」編集部
 
<受賞者略歴>
二川茂德(ふたがわ・しげのり)
1940年 香川県生れ。
1960年 句作を始める
1963年 詩人・淺野晃に師事、詩・俳句を学ぶ
1986年 「未来図」入会、鍵和田秞子に師事
1989年 第5回「朝日俳壇賞」受賞
1996年 第11回「未来図賞」受賞
2020年 「むさし野」創刊
句集『火の匂ひ』『白牡丹』『天と海』
「むさし野」代表 俳人協会評議員
(『牛歩』記載の略歴から抜粋して作成)