四六判・並製カバー・186p・定価2970円(本体2700円+税10%)
2022年10月10日発行/ISBN978-4-8129-1027-6 装幀・高林昭太
『鷹柱』金子千洋子
句集名の「鷹柱」は、
鷹の壮観な渡りを目の当たりにされた感動から名付けられたのであるが、
移り変わりまた離れていくものへの哀惜の念を抱いたことであろう。
それが千洋子さんの詩の魂の根源にあるならば、
「いま」という現在地においての追憶が
着想の原動力となっていることは確かである。
たゆみない句作の積み重ねに、
千洋子さんの十七音の自分史は今後も深められていくであろう。
(「ランブル」主宰 上田日差子「序」から)
第一句集


