四六判・上製カバー・194p・定価3080円(本体2800円+税10%)
2021年9月30日発行/ISBN978-4-8129-0967-6
装幀・髙林昭太
『川』
本句集は、平成二十九年から令和二年の四年間に、おもに俳誌「筑波」に投稿した中から三百五十句を選んで編んだ。
題名を「川」の一字とした。
妹が亡くなる前、姪が、「川のようになって寝たわよ」と言った。
妹の両側に夫婦で毎晩寝て看病したという意味である。
「川」、なるほど、巧みな表現をしたものだと感心した。
もう一つは、実際の川である。
小生は、川を車で渡り通勤し、川面を眺めながら半生を過ごしてきた。
「川」に思い入れが深く、第五句集名を「川」とした。
秋葉舟生「あとがき」から
「筑波」誌三百号記念
第五句集

