藁塚の真中つらぬく棒一本
四六判・224p・上製カバー・本体2700円+税
2016年7月27日発行/ISBN978-4-8129-0927-0
装幀・田中淑恵
句会で、吟行で、教室でお目にかかる和代さんには、心の芯となる「何か」を
持つ方といつも感じていた。──藁塚をつらぬく棒は、和代さんにあっては、
心の深い所から現れる「思い」、折折の言葉や仕草の真実さと思う。
「真中つらぬく」のこの真剣さは、多分ご本人は、そうとは意識しておられない
と思うが、自然にそうなっておられるのではないかと思う。尊いことだ。
__(「序」より)「耕」「Ko」主宰 加藤耕子
