四六判・上製カバー・192p・定価2970円(本体2700円+税10%)
2022年7月16日発行/ISBN978-4-8129-1060-3 装幀・高林昭太
『春が来て』遠藤風琴
遠藤風琴さんと俳句との出合いは、
令兄ご夫妻とご主人との四人でカナダ旅行をされた時、
紅葉のあまりの美しさに感動して、
思わず五七五の俳句を口遊まれたのが初めであったという。
それ以来、風琴さんは堰を切ったように俳句を作られるようになり、
「岬」「若葉」「栃の芽」に投句されるようになった。
カナダの美しい自然に接して、思わず句が浮かんだのも、
それまでの俳句の蓄積があったからであろう。
句集『春が来て』は、作者の米寿を自祝する句集でもある。
「若葉」主宰 鈴木貞雄「序」から。
第一句集

