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『冬銀河』鈴木基之

『冬銀河』鈴木基之

四六判・並製・p196・定価2970円(本体2700円+税10%)
2026年1月31日発行/ISBN978-4-8129-1190-7
装幀・髙林昭太


冬銀河くぐりて永遠の別れかな

俳句には音楽や絵画に共通するところがあります。人を楽しませ、励まし、時に癒してくれます。感情の起伏や気持ちを和らげ、体験の整理の助けとなり、一歩前に進ませてくれることがあります。


[自選十二句]

びつしりと介護日誌や神無月
手を握るだけの介護や十二月
病室に赤きセーター妻見舞ふ
その色をいのちと思ふ冬苺
大地まで凍るいのちの夜明けかな
枯野道一本道を妻逝けり
冬銀河くぐりて永遠の別れかな
天上へ妻を還へして日向ぼこ
天使にはなれず仏に梅匂ふ
ぼうたんの崩るるときは声出さず
思ひ出はきのふのごとし百日紅
秋ともし妻なきあとの独り言

『冬銀河』鈴木基之