0ikawa Motoko
176p•上製カバー・本体2700円+税2019年12月15日発行/ISBN978-4-8129-1001-6 装幀・田中淑恵
句集名「姿見」は
姿見の中に母をり春惜しむ
という作品からの命名である。この姿見は母上の形見として
今は作者が使用しているという。
大きな長い姿見。
それを開く度に母上を思い、そこに映る自分の姿もまた
母上を彷彿とさせるのであろう。
惜春の情が辺りの空気を清楚に引き締まったものとしている。
__「対岸」主宰:今瀬剛一「序」より


